手を伸ばしても もう届かない

パーフェクトスター パーフェクトスタイル

乃木坂の良心

こと、高山一実さん。かずみんの良さは、乃木坂の魅力に気が付いていくのと比例して、私自身も少しずつじわじわと理解しました。良いところしか見つからない彼女。本当に優しくて、穏やかで、一生懸命で、乃木坂愛が強くて・・・選抜からアンダーまで、後輩も含めてメンバー誰とも仲が良く、みんなから愛される。

そんなかずみんのインタビューが、彼女の人柄をよく表していて素敵だったので、記録として残しておきたい。

――卒業メンバーが増えてきて、自分の卒業も意識する? 

なぁちゃんの卒業ライブ後には、とくに考えちゃいましたね。やっぱり世代交代を見据えている人たちもいるし、そうしていかなきゃいけないって間接的に言われている気もするし……。ただ、自分はアイドルになりたくてなった人間だから、自分が満足して楽しかったと思った時に卒業したいけど、そんな時は一生来ないのかもって思ったりもするから、卒業の時期って本当に難しいと思います。明確な何かを持って卒業しないと、なぁちゃんみたいにキラキラした状態で卒業できないっていうのもわかっているし。

 今まで卒業してきたメンバーって、みんな最後に“発光”して卒業するんですよ。それまでも普段からキラキラしてきたはずなのに、最後の発光具合がすごいんです。それだけの光を放つには、やりきったという自身があって、胸を張って卒業しないといけないので、自分にもいつかそういう時期が来ればいいなと思います。

 でも、私をアイドルにしてくださった乃木坂の運営スタッフの方々から、「高山はもうやりきったよ」と言われたら、その時は卒業するべきかなと思っています。逆に「まだ乃木坂46にいてもいいよ」って言われるうちは、いたいですね。オーディションで選んでいただいた時点で、自分の中では「乃木坂46に嫁いだ」という感覚もあるので(笑)。

――高山さんは乃木坂46が本当に大好きなんですね。

 そうですね。特に最近そう思うようになりました。メンバーの卒業のたびに思います。去年は本当に仲のいいメンバーが次々に卒業して、若月(佑美)の卒業の時も涙があふれてしまって、関係者の方から「高山さんは若月さんより泣いてるけど大丈夫?」って心配されるくらいで(笑)。残されるからつらいわけで、一緒に卒業したらきっと楽になるんですけど、それでもいるってことは乃木坂46が好きなんだなって。

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 自分の推しが、アイドルとしての活動をこんなに愛して運命を感じて取り組んでいてくれるなんて、ファンとしてこんな幸せなことはないと思います。語弊があるかもしれないけど、無理してやってるんじゃないんだ、私たちが好きな"あなた"はあなたの望んだ姿なんだ!っていうのがすごくぐっときます。

あと、かずみんの言う後光は分かります。私も最近ずっと思ってた。昨年のちーちゃんとか、伊織ちゃんとか、みんな卒業発表してからますますキラキラしていて。それはそれで切なく思うのですが。*1*2

最後に別のインタビューですが、意外なところで名前が出てきて嬉しかったので。

 ――ちなみに、メンバーのみなさんには見せたりしたんですか?

高山 齋藤飛鳥ちゃんが、完成したら見たいとずっと言ってくれていたのですが、発売日前はライブなどで忙しくてバタバタしていて、まだ見てもらってないんです。

 ただ、ライブの確認作業の前にできあがった一冊を自分で見ていて、机に置いていたら、ちょっと目を離した隙に山崎怜奈ちゃんが隠れてずっと読んでいて(笑)。小さな声で「このカット好きです」とか言ってくれたのが嬉しかったです!

 あと、表紙の写真を決める時にいくつか候補があって、私が7年間一緒にやってきて、「この方に任せたら間違いない」という方にお見せしました!

――どなたですか…?

高山 この前卒業した、川後陽菜ちゃんです。乃木坂46の中でプロデュース能力が高くて、川後Pと呼ばれていたので。川後Pに「どれがいい?」と聞いたら、「Aはなんとか、Bはなんとか、Cはなんとかだけど一番顔がいいのはこれ」と適切なアドバイスをくれて、表紙選びの参考にしました。

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まさかの川後P

川後、アイドルプロデュースやりなよ・・・または、乃木坂の運営側のアドバイザーとか・・・