手を伸ばしても もう届かない

パーフェクトスター パーフェクトスタイル

大復活

北野日奈子さんが休業から復帰してからの目覚ましい活躍は、ここで何度も力説してきましたが、本当に彼女は強く美しくなり、頼もしくなり、ますます魅力的な女性になったな、と感じたインタビューがありました。

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──北野さんが戻って来た時はうれしかったですか?

大園 うれしかったです。最初は心配な気持ちもあったけど、バースデーライブのリハを見ていたら、ひーこちゃんは前と変わったんだと思いました。

北野 私としては新しい自分に生まれ変わった感覚なんです。だから、桃子や(齋藤)飛鳥に「変わったね」と言われた時は「見てくれているんだな」と感じました。

本人の生まれ変わった感覚が、私が感じた頼もしさへの変化なのかもしれないですね。

明るくてニコニコした可愛いきいちゃんも大好きですが、ある意味今まで以上に素直になったような気がします。実際の年齢はもちろんそうですが、ぐっと大人っぽくなったような。

 ──卒業したメンバーが実際に存在感のある方たちだったのはもちろんですが、記憶が美化されることもあるだろうし、過去を超えるのは容易ではないと思います。

北野 今回のバースデーライブはそれを感じました。「いまの乃木坂46もいいね」と言わせるパフォーマンスを見せるのが私たちの役目だと思ってます。実際、卒業メンバーの穴を埋めてくれた3期生はみんな一生懸命やってました。今回、梅ちゃん(梅澤美波)が(橋本)奈々未さんのポジションに入ったけど、いまでも奈々未さんを想っているファンだっているし、そんな方たちを想像して「私が入っても大丈夫かな」と思ったはず。輝いていた場所に空いた大きな穴を、自分たちの形に変えて見せることが役目で、すごい恐怖をともなっているんだろうなって。でも、そんなプレッシャーを感じさせずに堂々とステージに立ってました。お世辞じゃなくて、もとからそこにいたようにしっくりきていたんですよ。梅ちゃんにしかできないことだと思います。他の3期生もそう。みんないろいろあるのに残って練習して、オリジナルに近づけながら自分の色も出してました。本当に感動したし、3期生に感謝してます。私は全人類と戦っても後輩を守りたいと思いました。

大園 ひーこちゃん、そんなに強かった?

北野 強いわけじゃなないよ。近くでみんなの努力を見てきたから、そう思っただけ。

 そして、見出しにもなっていた『全人類と戦っても後輩を守りたい』ですが、こんなかっこいいこと言うメンバー他にいます?!いや、若様とかなら言いかねないな。笑

でも、これが2期生の強みであり、乃木坂ちゃんという大きくなったグループの中で、キーとなる部分なのかな、と思いました。後輩にノビノビやらせるために、先輩は大きく構えて切り開いていく。きっと今の3期ちゃん、4期ちゃんが経験を積んで成長した頃には、同じような立場でグループを引っ張ってくれるのだと思います。

乃木坂ちゃんは分かりやすい改革ではなく、継承を進めた結果変化していくグループであってほしいと期待しているので、きいちゃんと気持ちが通じた感がありました。

正直、ななみんポジに誰が入ってもやっぱり私は寂しくて切なくて、今年のバスラの配置についても私の理想とは違うのだけど、でも頑張ったメンバーのこと自体は認めたいな、と思いました。それに、こんなに仲の良い乃木坂ちゃんのことだから、私たち以上に元いたメンバーとの思い出を感じてしまっただろう、と思います。それでも、今いるメンバーで今の乃木坂ちゃんを見せていくしかないんだよね。

 大園 2期生で一番かわいいのはひーこちゃんだなと再確認しました。顔はダントツでタイプです(笑)。

 ももちゃん、私もそう思います。きいちゃんほんと可愛い♡♡次シングルの福神ポジ、本当に期待しています!!