手を伸ばしても もう届かない

パーフェクトスター パーフェクトスタイル

アイドル界転換期?

2010年の『ポニーテールとシュシュ』でAKBの知名度が抜群になって、あの頃から一般人も巻き込んでアイドル大混戦期に入ったような気がしますが、そこから10年弱が経ち転換期なのかなーと思うことが多々あるこの頃です。

昨日はあ~ちゃんの妹が所属し、川島海荷ちゃんが元々いたグループとしてもおなじみ、9nineの活動休止が発表。そして、新潟アイドルNegiccoちゃんからは結婚予告が。

女性アイドルグループには、モーニング娘。や48系、坂道のように、追加メンバーのオーディションを繰り返し、人の入れ替えに伴う様々な出来事もコンテンツの一つとして提供する入れ替え型Perfume℃-uteBerryz工房ももクロちゃんのように、多少メンバーの変動はあったとしても、基本的に結成時のメンバーがそのまま続ける固定型の2パターンがあります。

9nineNegiccoもどちらも後者固定型のイメージだったので、それぞれの決断に驚き、かつ、そういう時期なのか、とも思います。アイドルグループが乱発しているなかで、2010年代を駆け抜けてきたアイドルちゃんたちは、色々立ち止まるタイミングなのかもしれないなあ、と。キャリアも長く、それぞれの年齢も20代後半、そして30代へと進んでいくところで、(女性の)アイドル活動ってどうやって長く続けていくのだろう、という難しい課題が出てきます。アイドルってどうやったって、若さの壁を突きつけるファンているから。

私はメンバー仲とか絆とか、なんかそういう話大好きなので、固定型グループが大好物です。(そのため、乃木坂ちゃんの卒業・新メンバーになかなか心が追いついていない)

ですが、グループを存続させるって難しいよなあとしみじみ思う訳です。嵐活動休止で櫻井くんの発言がとても印象的でした。"誰か1人のことで、嵐の将来は決めるのは難しいと思うと同時に、他の何人かの思いで誰かの人生を縛ることもできないと。"

ほんそ、それなんですよね。メンバーにもそれぞれの意志があり、個人の人生もあり、それをどう落としどころを見つけるか、みたいなところがね。

というところで、9nineNegiccoも今回の結論が、一旦の落としどころだったのかなあと思いました。

Negiccoの結婚予告については、本当に素晴らしくておめでたい第一歩だと感じてます。既婚の女性アイドルの何がダメなんだ。歌って踊ることが大好きで、それを見た人たちが幸せな気持ちになれるなら、それはもうアイドルだと思うのよね。

次の10年では、アイドルに対する変な制約イメージがなくなって、もっと、さらにのびのび活動できるアイドル界になればなあ、と願っています。